テレビ放送 - 2017

The Voice Australia

TDC、4x4proを使い『ヴォイス・オーストラリア』のビデオの複雑性を克服

国際的なヒットシリーズの1つ、2012年の放送開始から何百万人もの視聴者を集める 『ヴォイス・オーストラリア』は、グランドフィナーレへと続く6週の生放送によるオーディションで最後を飾ります。20177月終了のシーズン6は、DVI VFCカード(それぞれ16出力)を搭載する4x4proメディアサーバーで一杯のラックを使用して、ショービデオの複雑性を克服しました。

「サーバーの選択肢がある中で私が選ぶのはたった1つ、disguiseだけです。システムの柔軟性、安定性、機能、そしてパワーは、何週にもわたり、来る日も来る日もこのショーを配信するために必要なもの、そのものです。非常に厳しい時間枠内で作業しています。常に、前回よりも晴れがましく、素晴らしい瞬間が求められます。多くのライブ制作と同様、制作プロセスやショーの順番への変更が、最後まで続きます。これまで使用した中で、この壮大な要求に耐えられるシステムは、他にありません。」
Steve Cain、Technical Direction Company(TDC)主任エンジニア、メディアサーバー・スペシャリスト

シーズン6では、“Kinesys自動モーターコントローラー、中継車のフィード、アニメーションスタジオ、ライティングシステムへリンクされる数々のLEDスクリーン要素とコントロールルーム”からなる‘基本リグ’とCainが呼ぶものを使用しました。毎週、全ての部門長がクリエイティブプロデューサーと会った後、特に楽曲または演技用に‘ショーのウィークリースペシャル’を幾つかデザインしました。追加のLEDスクリーン、4台から6台のプロジェクターのブレンドマッピング、ムービングヘッドプロジェクター、スクリーンサーフェス等、様々でした。その多くが、コマーシャルの間の3、4分間、プロデューサーが放送に戻るタイミングをカウントダウンする間に、転がして動かし、調整して、始動しなければならなかった」と彼は回想します。

これらの厳しいパラメーターを考慮した時、4x4prosが“必要なものすべてを1つのオペレーティングプラットフォームに組み込んだワンストップショップ”として機能します。スタジオでは、サーバーを幾つもの方法で同時に稼働します。grandMA2ライティングコンソールのネットワークから、ライブで入ってくるオートメーションデータに反応し、タイムコード追跡をオンオフ、プロデューサーのリハーサル用に自分の電話からキューを出し、タイムラインプログラミングを終わらせます。低レイテンシーのキャプチャーカード、Notch再生ライセンスと併せて、この全てが優れたビジュアルなGUI上の1つの箱に収まっています。これ以上、何を望めますか?!」とCain氏は話します。

disguiseのプレビズ機能は、「disguiseが他のシステムより優れている点の1つです。GUIのビジュアライゼーション機能を多用して、毎週変わるシステムをデザインします。スタジオで実行する前に、コンセプトを証明、反証し、全てのカメラ位置を決めることができるので、ショーのプロデューサーは、実際のカメラ位置から各要素がどのように見えるかを確認できます。この全てを、TDC本社の特設disguiseスタジオで行います」とCainは話します。「おかげで、毎週多くの時間、労力、経費を節約できます。」

シーズン6の間、彼はdisguiseの様々な機能を使用しました。「grandMAsQuickCalDeformation Layersと連動するSockPuppetにより、6台のプロジェクターを3分で準備することができました。また、Multi-Transportでは、複数のタイムラインを同時に実行しました」と彼は言います。“disguiseのユニークなマッピング方法”もまた役立つことが実証されました。「10ギガネットワークとMedia Versioning機能により、日々、大量のコンテンツをアップロードし、管理しました。」

「複雑なマトリックスシステムの自動フェイルオーバースイッチングを備えた出力用マシンとバックアップシステムを稼働していましたが、今日まで使う必要は生じていません。disguiseサーバーは、来る日も来る日もフル稼働しています」とCain氏は言います。そうは言うものの、「disguiseのサポートチームは、最強です。彼らのおかげで、システムの能力を最大限に活用することができます」と続けます。

disguiseproシリーズサーバーの導入に心を躍らせるのは、Cain氏のようなプロフェッショナルだけではありません。「お客様も大喜びです」と彼は話します。「お客様が、いつ、どんなものを投げてきても、対応できます。また、GUIのビジュアライゼーションだけでなく、ブラックアウトせずに、出力のオンエアを保留して最終段階での変更に対応できることも喜ばれています。」

『ヴォイス・オーストラリア』に加えて、TDCでは、『Xファクター』、『This Time Next Year』、『Accidental Heroes』、『Little Big Shots』を含む8程度のテレビ番組で、毎年、disguiseメディアサーバーを使用しています。

機器

クレジット

生産者

ITV Studios Australia 

アートディレクター

Leanne Cherny

テクニカルプロダクションマネージャー&ライティングオペレーター

Ian Anderson

照明ディレクター

Hugh Taranto

テクニカルプロジェクトマネージャー

Anthony Pellizzari - Technical Direction Company 

ビデオクルー

Steve Cain, Chris Irvine, Katie McIntosh - Technical Direction Company