テレビ放送 - 2017

Tmall Double 11

Tmall Double 11

disguise、Eコマースの巨人アリババによるスター満載のイベント放送の実施をサポート

中国Eコマース最大手のアリババは、3億人以上の消費者、14万を超える出品ブランドが関わる24時間のオンラインショッピング大セールイベントの開催を告げる第三回 “天猫 双11(独身の日)ショッピングフェスティバル前夜祭”を放送します。

上海のメルセデスベンツアリーナで開催され、大物スターが次々と登場するイベントは、『優酷(youku)』、『天猫(Tmall)』(アリババのショッピングウェブサイト)と『淘宝(タオパオ)』モバイルアプリ、YouTube、浙江電視台、北京電視台、深セン電視台で視聴されました。ショーでは、disguise gx 2gx 1および4x4proメディアサーバーを使って、複雑なプロジェクションマッピング、リアルタイムのモーショントラッキング、Notchビジュアルエフェクトを処理しました。

前夜祭には、ニコール・キッドマン、ファレル・ウィリアムス、マリア・シャラポワ、ジェシー・Jなどが出演しました。セットは、プロジェクションサーフェスとなる19×10mのキャットヘッド形ポータルで構成されました。ポータルの中では、LEDパネルで作られた2枚のスライドドアがレール上を移動して、大きな撮影機器をステージに運ぶことができます。ステージフロアは、17×38.5m、4mmピッチの黒LEDスクリーン、トップレイヤーに黒アクリルディフューザーを擁します。巨大なフロア空間は、隠れた5つのリフトがサプライズで飛び出し、ステージの高さを拡大します。

「ステージでは、LEDフロア、キャットヘッド形スクリーン、両サイドのPGMスクリーンなど、数多くのスクリーンを展開しました」とステージデザイン担当テクニカル・ディレクターのMichael Jia氏は話します。「このショーでは、最先端のエンターテイメント技術を用いてAR、モーショントラッキング、プロジェクション、ライティングとオーディオを統合し、視聴者に忘れ難いビジュアル体験を提供しました。パワフルなGPUワークステーションにより、disguiseNotchとうまく連携して、環境に素早く対応した高解像度の生成コンテンツをレンダリングすることができます。多次元のプロジェクション、リアルタイムのモーショントラッキング、ライティング、オーディオとARの統合には最適なビデオマッピングソリューションでした。」

猫顔のプロジェクションサーフェスや他のインサートには2台の4x4pros(マスター1台、バックアップ1台)と8台のBarco UDX-4K32を、LEDのステージフロアにはマスターのgx 1とバックアップのgx 2システムを使用しました。ステージ周りには18台のBlackTraxカメラを備え、機器やカメラ、演者を追跡しました。

RedlineプロジェクトディレクターのShen Lei氏は次のように話します。「このプロジェクトでは数々の初物がありました。BlackTraxNotchの統合と併せて、gxを初めて運用しました。中国内で初めて、disguiseを使用してモーショントラッキングとARとのインタラクションを完成させました。そして、disguiseのステージビジュアライザーでカメラ位置のリアルタイムトラッキングを実行、プレビズした初めてのプロジェクトでした。」

MalfmediaのコンテンツデザイナーのMichael Al-Far氏は、disguiseの多くの機能を賞賛します。「セットデザイナーは、舞台前部の見た目について明確なビジョンを持ち、コンテンツを特注した」と彼は話します。「しかし、物流の問題からコンテンツが時間内に届きませんでした。そこで、AV Wizardのシステムインテグレーター兼ビデオデザイナーのHans Cromheeckeと私は、現場で幾つかのコンテンツを作成しました。disguiseの賢いバージョニングシステムとリアルタイムのアップデート機能のおかげで、完璧なルックを非常に簡単かつあっという間に作成できました。MIDI入出力を使ってバーチャルライティングをミックスし、各セクションのライティングとコンテンツの適したキャンバスを提供します。ライティングチームに制御権を渡し、grandMAデスクからArt-netで制御するというのが最初の考えでした。しかし、時間的制約からそれは実現しませんでした。私たちは、5時間にわたり、手作業で光と色のバランスをミックスしました。disguiseは、素晴らしい働きをしてくれました。」

「キャットヘッド形のサーフェスに従来とは違うプロジェクション調整をするのに、QuickCalは非常に便利でした」とMichael Al-Far氏は続けます。また、「ステージ上の4台のカメラに付けたBlackTraxと組み合わせて、Notchカメラをバーチャル環境で制御するためにTelnetを使い、ダイナミックなコンテンツと透視投影を非常に面白い結果で作り出しました。」Al-Far氏は、システムのプレビズ機能についても賞賛します。ショーに関わる多くのプロデューサーは、一人残らず、コンテンツを同時にタイムラインに統合したいと望みます。この機能により、彼らは素早く結果を出すことができました。Hans氏とHank Liu氏は、タイムラインのセクションを複数のタイムラインで同時にプログラムすることができました。この複雑なロジスティックの試みにおいて大きな時間節約になりました。

ショーの複雑さにも関わらず、disguiseは非常に直感的であることが実証されました。プロデューサーは、自身でクリップのきっかけを出すこともできました。disguiseのサポートは、“いつもながら、期待以上”であったとHans氏は言います。「フルモードでショーを実施するなら、スロットルから手を離してはいけないと言うことです。時にはCPUの最大負荷と半周波速度で稼働しましたが、システムは決して停止することも、クラッシュすることもありませんでした。期待以上でした。」

RedlineCEOJack Sun氏は次のように話します。前夜祭は「今年の中国市場のハイライトの1つであり、多くの目が結果に注がれています。Redline社は、最善の結果を得るためにリソースを惜しみませんでした。このショーには62の演目がありました。全ての演目は、それぞれ独自のコンテンツデザイナー、プロデューサー、ディレクターからなる別々の制作チームが担当しました。5時間の放送中、3億以上の視聴者が同時に見る中、ミスは犯せないというプレッシャーは巨大でした。Redlineチーム全体が、素晴らしい働きをしました。そして、オペレーション全体を見渡すHansMichaelsの助けを借りて、目の前のタスクを完璧にこなすことができました。」

クレジット

プロジェクトコーディネーター

Jack Sun 

disguise オペレーター そして BlackTrax デザイナー

Hank Liu

技術指導者

Michael Jia

BlackTraxの製品スペシャリスト

William McDaniel

コンテンツクリエータ

Michael Al-Far

システムインテグレータとビデオデザイナ

Hans Cromheecke